きっかけは様々で、「重いものを持ち上げようとしたとき」・「くしゃみをしたとき」などふとした瞬間に発症するケースが多く、突然激しい痛みが起こることから、欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれています。
しかし、実際にどういったことが体の中で起こっているのかは解明されておらず、ぎっくり腰のはっきりとした原因はよく分かっていません。

ただし、腰に負担が掛かるような悪い姿勢や無理な動きを繰り返していると、腰部にある椎間板に損傷が起こることがあります。こういったことが腰痛を引き起こす原因にもなっているため、姿勢の改善や、重いものを持ったり屈むときには、ゆっくりと腰に負担が掛けないように行うことが大切です。

ぎっくり腰になってから数日は炎症が起こっているケースも多いため、痛めた部位は温めない方がいいでしょう。
当院でも患部に熱感がある場合には、アイシングなどの患部を冷やす処置をします。
​併せて、テーピングやAKA療法にて患部への負担の軽減や、痛みの緩和を行います。
また、症状の悪化を防ぎ早く治せるよう、日常生活で気を付けることや注意点についての指導も行います。